【 古来ハワイ太陰暦 17日目 Kulu 】
夜が来ておはよう!
全国的に冷え込んで寒い日が続いていますね
明け方、顔が冷たくて起きてしまいました 笑
満月の美しい光は見ることができましたか?
満月期が華やかに終わり
月の減衰期に入っていきます
今夜はクルという月です
この月は涙の様に落ちる月と言われています
ちょうど涙の様な形に見えるからでしょうね
何かを始めたりするのには向いていませんが
人生のサイクルについて考えを深める機関としては
最適な夜です
死は必ずやってきます
ハワイ人は
死が終わりでは無く
死後の世界への移行という
死と不死の概念を秘めています
死が終わりではなく、一つの現実から別の現実への移動で
あること
長いと思う人生も、死後の世界を含めると
この世の人生は短いもので、この短い期間に
出会う人とが
いい出会いも、また嫌な出会いも
互いに意味のある存在になることを気づかせてくれます
『あの時があるから今がある』
そう思えるまで長い時間がかかったことも本当です
ホオポノポノして自分と思う意識では無い自分を知り
本当は辛かった出来事にしっかりと今、涙を流して
向き合い、あの時の自分を抱きしめ、今の自分を抱きしめ
一つ一つ、自分の感情についてホオポノポノするうちに
あの嫌な出来事も、悲しいことも全て今、私を生かして
くれていると思うことができました
でもね無理に、ホオポノポノする必要は無いと
私は思っています
悲しみや怒りが大きい時は特にね
今から9年前くらいかな?
私のところに、ハワイ哲学を学びにきていた生徒さんが
おられました
Aさんは、私に会うなり
『 やっと会えました、ずっとここで学びたくて
やっと先生に会うことができました 』
と、素敵な笑顔で言ってくれました
彼女は、とても前向きでお洒落さん
そしてグルメで明るくて、ケアマネのお仕事をされていました
心からの笑顔で生きれる様に!
マナカードを使ってフナの7原則を解いてく
少し深い私の講座ですが
本当の自分を見つけたい!という彼女の意思と
長年ここに来たかったという心が伝わりましたので
私もAさんと心を共にして、彼女が理解できる様に
個別で学ぶ旅が始まりました
そこで、彼女の悩みが一つ一つ無くなっていき
最終、大きな、彼女を苦しませてきた原因がわかりました
Aさんには、小学生の甥っ子さんがおられたそうです
その甥っ子さんは、自殺してしまいました
その原因は、親の虐待だったそうです
Aさんは、甥っ子さんが亡くなった事を
とても悔やんで 私が助けられなかった事で
自分を責めて生きてきたそうです
でも、悲しくても悔やんでも自分は生き無いといけない
この悲しみや怒り苦しみをどうして癒していくことができるのか
いつまでも悲しみと怒りを抱いて生きている自分はおかしいのか?
そんな悩みと苦しみの中を生きておられました
Aさんは、色んなヒーリングやカウンセリングを受けたそうですが
あなたのために、もう手放しなさい~許しなさい~と
言われ続けたそうです
私は、神でも無いですし
同じく許しなさい、忘れなさい とは言えません
怒り、悲しい感情は愛しているからの感情で
悲しみ怒りは同然だと思っています
そこで、彼女と一緒にその感情を閉じ込めてしまった
時のホオポノポノをして感情を出して行くことをしていきました
Aさんはその後、心から笑うことができる様になって卒業されて
いきました
許す、許さない、忘れる、忘れないはAさんが決めること
感じることだと思います
どれだけ時間がかかるかは、人それぞれです
ただ、私にできることは
彼女の心が悲しみから解放される様に
祈り、アロハを送ること ずっと送り続けることです
なんでも許すことは、何にも解決にはなっていない
誰にでも優しいのは、自分に冷たいってこと
自分に優しくできないと、人へは優しくできない
『 あの時があるから 今がある 』
すぐには、そう思えないかもしれないけど
必ず、その日は来ることも確かです
そして、今があるのは、私を好きになってくれた人たちの
おかげ 生徒さんのおかげ 出会ってくれた人のおかげ
おかげさんで、私は人を愛することができる様になりました
まだまだ、出会わないといけない人がいると私は
感じています
あっという間の人生かもしれないけど
直感と出会いを大切に生きていきたいです
皆さんにも素敵な出会いがあります様に
今夜も素敵な夜をお過ごし下さい